高爪山
こんにちは。やっと、ジャンバーを手放す勇気が湧く季節となりました。
右手奥にみえます山は、能登富士と呼ばれている高爪山です。
姿が美しいですね~。当社はあの高爪山の麓に近い場所にあります。
高爪山は、福井や加賀の沖からもみえ 古くから航海や漁業の目印となり山自体が航海神として仰がれてきたそうです。
あの奈良時代の渤海船・江戸時代の北前船 これらはみんなこの高爪山を目印として能登にやってきたようです。
そんなことで日本海の沖を行き交う人々が霊山として厚い信仰を寄せていたそうで・・ その流れからなのか、ほかの流れがあるのか、7世紀末には持統天皇は山上の宮を内宮、山麓の宮を外宮として祈願所としていたそうです。その後も前田利家公は上洛の際の道中安全や子の病気平癒などの祈祷を依頼していたそうです。明治元年の神仏分離令までは寺坊もあったようです。なにげなく眺めている高爪山に、実は 私たちは見守られているような そんな気持ちです。
いっぷく