現場レポ☆長曽川堆積土砂対策工事

こんにちは!!まだまだ残暑が続きます。
今日はこの地図の真ん中にある邑知潟へ流入する長曽川の現場です。邑知潟といえば、10月中旬から冬の間、渡り鳥の中継、越冬地となり、たくさんの白鳥やカモ、ガン、サギなどが飛来することで有名ですね。
ここは、加賀藩がこの地を治めた万治年間(1658年~1661年)から何度も耕作地化が行われて、また戦後より国の干拓事業で、湖面の大半が農地に変わったそうです。昔はもっともっと広い邑知潟だったのですね~✨
美しい景色です!!この川の中に堆積した土砂を川から取り出す作業です。大雨の時の川の氾濫を避けるためですね。
すぐ隣の田んぼを利用して土砂の仮置場を造り、そのプールと化する田んぼの中にドドドドドドドドドーーーッと川からポンプ船で土砂を流し込みます。今、この仮置場を造っています。
そのために田んぼの表土を利用して、高さ30cmだった畔を1m50cmの仮築堤にしています。そしてこのように、築堤が出来たら・・
堤防の法面をビニールで囲み浸食防止をします。ポンプ船で一気に泥水を流し込むとジャブンジャブンと波が立つからですね。この仮置場は、ちゃんと川の水と土砂が分かれて水が出ていく仕組みになっています。
そして川の向こう岸では、川の土砂を吸い上げるためのポンプ船が準備中です。ポンプ船で吸い上げた土砂を、送り出す鉄管を繋げて浮で浮かせています。
手前にあるのがポンプ船で奥には、長く繋がれた鉄管や蛇腹管がスタンバっています!!
 ご安全に!
  つづく・・
いっぷく