現場レポ☆椎木・北浦トンネル Vol.1
♪ 風の中のすーばるー
砂の中のぎーんがー♬
こんにちは。今回は椎木・北浦工区トンネル工事現場より中継です。
現場のK太さ~ん!
輪島市門前町地内で造られている椎木・北浦トンネルは『NATM (ナトム)』という日本の山岳トンネルでは一般的な工法で施工しています。
こちらはトンネル入り口です。
入口上部には工事の安全を祈願する化粧木が祀られています。ちなみに山の神様は女性なので嫉妬して事故を起こさせないよう昔はトンネル現場内は女人禁制だったそうです。 最近どこかで聞いたような・・・まずは掘削工です。
ブレーカー、ツインヘッダーという掘削機械を使用して掘り進んでいきます。 その掘削した土(ずり)をトンネル外部の仮置き場まで運搬します。トンネル内は狭いのでサイドダンプというホイールローダが使用されます。
そして吹付工です。
掘削面(切羽)が崩れてこないように、コンクリートを吹き付けます。粉塵が凄まじいので、粉塵マスクは必須です!!
吹き付けが完了した後、ドリルジャンボという機械を巧みに操って鋼製支保工と呼ばれる鉄骨を建て込んでいきます。
インバート工に入ります。
掘削部隊がある程度掘り進んだら、後方よりトンネルの底面を補強するためにインバートコンクリートを施工していきます。
前方では掘削作業が行われているため、ずり出しのダンプや吹き付けの生コン車の通行に支障をきたさないよう、桟橋を設置して掘削します。
掘削が完了すると生コンクリートを打設します。
生コンが足りるだろうか、余さないだろうか、と毎回ドキドキです。
次回はいよいよ貫通の様子をお伝えします!
以上、現場からの中継でした。
K太
♪つ-ばめよ 地上の星は今
何処にあるのだろうー ♫
つづく・・