標高と海抜
こんにちは!朝から空の様子が急に夏らしくなり、梅雨が明けました。
よく目にする『標高』と『海抜』の看板、無知な私には未知の世界であり調べてみました。
結果としてどちらも平均海面から測った陸の高さを表しているようです。
標高とは・・明治17年、東京湾の5年間にわたる計測水位をもとに平均海面のゼロメートルを定めたそうです。このゼロメートルからの高さを標高とよんでいます。そして、これを基準に陸上の計測のための地点が、国会議事堂の前庭に日本水準原点(標高24.39m)として設けられ、これをもとに全国に2万点ほど水準点が設置されています。
水準点は、河川や道路、港湾、下水道等正確な高さの値が必要な工事で測量の基準として用いられています。そして海抜は・・高潮や津波などの被害が起きる可能性を知らせるために、低地や海に近い場所で使われることが多いようです。さらに平均海面より低く防災対策が必要な土地を海抜ゼロメートル地帯と呼んでいます。海抜は、もとは近くの港湾の平均海面からの高さだったようですが現在では標高と同じ東京湾の平均海面として統一されているようですね。
この夏もご安全第一に。
いっぷく