工場レポ☆ミキサー車 Vol.2

こんにちは。もう!6月に入りました。歳をとればとるほど3倍速!!!
生コンプラントのアイドル♬ミック・ミキサー君、再び登場です~✨ジャーン!!生コンクリートは、工場で水とセメントと砂と砂利を配合して作られるほっかほかのナマモノです。それを工事現場へと、品質を保ちながら愛を込めてお届けするために、大きな役割を担ってくれるのが「ドラム」です。このドラムの内部には、回転することで撹拌性能を向上させるらせん状のブレード(羽根)が2枚入っていています。あともう1つ!もし回転させずにそのまま運んだら、約3倍の速さで生コンは固まってしまいます。例えば、スランプ(コンクリートの柔らかさを表す値)8cmの生コンの注文をいただいた時、気温や運搬時間などを考慮しながら現場に到着したときにスランプ8㎝になるように生コンを作るのですが、このスランプ値が低下するスピードが約3倍も速くなってしまうわけです。それで、運搬走行中は1分間に1.5回転のスピードで、常にドラムを回しながら走っています。内部はこんなかんじになっていますよ。そして、現場に到着して、生コンを排出する時はドラムの回転を逆回転させ、高速回転させ、生コンをらせんの動きで運ばれるように上方へと移動させます。ドラムの回転方向や回転速度を調整するためのドラムレバーは、車両の後部左右、ホッパ付近、運転席などに付いています。知れば知るほど、ミキサー車は小さな工場のようですね✨
 ご安全に。
  つづく・・

いっぷく